蕨 市 内 の 散 策

市内歴史探訪

蕨 城 跡  
蕨城は、南北朝時代に渋川氏が館を構えたことに始まり、大永4年(1524)頃、北条氏綱
(うじつな)に攻められ落城、永禄10年(1567)の上総国三舟山合戦での渋川氏の戦死に
ともない廃されたと言われています。
江戸時代の始めには、徳川将軍家の鷹狩用の休憩地の「御殿(ごてん)」として、蕨城の跡地が利用されました。
現在は、緑豊かな「蕨城址公園」として整備され、市民の憩いの場となっています。

 
撮影 平成17年(2005)04月

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成人式発祥の地  

 
蕨市は、全国で始めて成人式を行なった町。昭和21年(1946)11月22日、敗戦のため
虚脱状態にあった若者たちを励まそうと、蕨町青年団が中心となり、「成年式(せいねんしき)」の名称で、現在の市立北小学校で行なわれました。              
昭和23年(1948)には、「成人の日」として国民の祝日になりましたが、現在でも蕨市では、
「成年式」の名称で20歳の祝典を実施しています。          

蕨城址公園内にある「成年式発祥の地記念像」は、昭和54年(1979)1月15日に
建立されました。


  
撮影 平成17年(2005)04月


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和楽備神社     
 
和楽備(わらび)神社の名称は、明治44年(1911)に蕨町内にあった18の鎮守社を合祀(ごうし)した際に名付けられました。
合祀以前は、「上の宮」と呼ばれた「八幡社」が鎮座し、蕨を所領とした渋川氏が蕨城の
守護神として勧請したと伝えられています。

祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)・素盞鳴命(すさのおのみこと)・木花咲耶姫命
(このはなのさくやひめのみこと)他。

例大祭は毎年10月15日で、各町会から神輿が繰り出し盛大に行なわれています。〔現在は、10月15日前後の日曜日に行なわれています〕

また、12月17日には「酉の市」が行なわれ、縁起物の熊手を売る店が立ち並び、多くの
人々で賑わいます。

  
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蕨 本 陣 跡    

 
本陣は、宿場に設けられた参勤交代の大名や公家など貴人の休泊所で、庶民は利用する
ことができませんでした。     

蕨宿の本陣は、加兵衛家と五郎兵衛家の2家が代々勤め、蕨宿の中央部に向かい合うようにして建っていました。加兵衛本陣には、老中水野忠邦や松平加賀守、皇女和宮(かずのみや)などが休泊し 明治元年(1868)と同3年(1870)には明治天皇も大宮氷川神社行幸の途中に
休憩しています。

現在、加兵衛本陣の敷地の一部にモニュメントを建設、「蕨本陣跡」として公開しています。


撮影 平成18年(2006)04月

  
中仙道の歩道にある蕨宿の位置表示
 


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